
一度逢いたいと思っておりました。話を聞きたいと思っておりました。
「人生生涯小僧のこころ」と言う本に出逢ってから・・・。
6月12日(土)宮城県栗原市民会館。
今日は宮城県沖地震から32年目で、2年前の6月14日はここ栗原市
を震源とする岩手、宮城内陸地震が発生した日でもあります。
ちなみに今回の講演会は災害復興を主の目的として開催されました。
「塩沼亮潤 大阿闍梨様」
修験道 奈良県吉野山 金峰山寺において最も過酷な修行である
千日回峰行を満願された方であります。
金峰山寺1300年の歴史の中で2人しか達成していない荒行です。
(詳しくは人生生涯小僧のこころをお読み下さい)
人間の持つ可能性、そしてそれに向かって行く強い想い。
我々一般人には到底考えもつかない、想像すら出来ない世界ですが、
一つ学んだ事。それは
初めに志した想いを忘れないという事です。
人間ある程度の年になると、現在の地位や、立場で物事を考え、
時には傲慢な振る舞いをする事があります(自分もそうですが)
しかし、初めに志した想い・・・。
大切なものを思い起こしてくれた貴重なお話でした。
ちなみに1500円の聴講費用は全額被災地へ寄付されるそうです。